2019-08-15 夏の頃 オリジナル 夏の頃/はる こたつぶとん倶楽部♧ 青い芝生の匂い 踏みしめて登った小さな丘 頬を撫でたぬるい風が 今日はやけに心地がいい 言えない言葉がたまってきたけど 潮が引くように溶けていった 大丈夫、まだ大丈夫だ あたりまえに あたりまえにそばに居たい 日常という毎日を ひたすら消費し続けてる 「おかえり」と 「ただいま」と 「おやすみ」の日々が あたりまえに続いていく 言えない言葉がたまっていくけど 波風立てずに笑いたい あたりまえを あたりまえと言うのが怖い いつもになりつつ 溶け込みつつある今日を あたりまえだと思うのが怖い でもあたりまえにそばに居たい